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【物憑神】終焉に手を噛まれる話。

世界終末ネタ小説

【反転ユートピア】アヤメ



名前:アヤメ
性別:女性 種族:人間 武器:なし
一人称:私(わたくし) 二人称:貴方

 鈴蘭の友人の人間。病弱な妹。
 お嬢さま口調で世間知らず。身体が弱くて滅多に外に出られない。
 だからこそ、友人や身内が何よりも大切だった。

 鈴蘭の正体には薄々感づいていたが、だからといってどうすることもなかった。
 むしろ、彼女のことは最期まで守ろうとしていた。
 そのことにより、村人に殺されてしまうけれど。
 彼女の死が、鈴蘭を狂わせるトリガーになってしまった。

 記憶を失ったという鈴蘭に名前をつけたのは彼女である。
 一番好きな花の名前をつけた、らしい。
 すず姉さま、と呼んで慕っていた。

 ちなみに餡子が好きで、料理が得意であったので、
 どことなくうつと似ているような所がある。
 カルラがうつを気に入ってるのは、彼女を彷彿とさせるからと言うのもある。

【反転ユートピア】アキギリ



名前:アキギリ(秋桐)
性別:男性 種族:人間 武器:とくになし
一人称:おれ 二人称:お前

 鈴蘭の友人の人間。心配性の兄。
 身体の弱い妹と二人で暮らしていた。少々シスコン気味。
 鈴蘭のことは少々怪しいと思いつつ、それでも友人として接してきた。

 信心深く、実直だったけれど、少々視野が狭い所があった。
 結局の所、妹を守ろうと必死になった結果事件を引き起こしてしまった。
 自分の選択は間違っていなかったとは思っているが、後悔はしていた。

 現在は時折アシュラの夢の中に出てきたりしているが、
 それが幽霊のような物なのか、残留思念なのか、
 はたまたアシュラの妄想なのかは定かではない。
 本人は「お前(アシュラ)の妄想だよ」と言っているが。
 アシュラは幽霊のような物だと思っている。

【反転ユートピア】時雨



名前:時雨
性別:男性 種族:妖怪 武器:とくになし
一人称:俺 二人称:テメエ

 作られてすぐの頃のアシュラ。あまり現在と変わりはない。
 紫色の方の瞳と身体の大半はアキギリのもの、右の青い方の瞳はアヤメのもの。
 その他、足りないパーツはそこらの屍体から貰ってきて造られている。
 時雨と言う名前は鈴蘭がつけた。

 生まれた時にアキギリの記憶を持っていたので、
 大体の事情や知識は持って生まれた。
 ただし、感情や人格はそれから徐々に造られて行った物で、
 アキギリやアヤメの物とは全く違う人格となっていった。

 アキギリのことは好きにはなれないために、彼の記憶を思いだすのを嫌う。
 昔は今よりも無口で、ぶっきらぼうで、
 けれど鈴蘭(カルラ)への扱いはかなり丁寧だった。
 彼に抱く感情は変わっていないが、彼が丁寧な扱いを厭ったためである。

【反転ユートピア】鈴蘭



名前:鈴蘭
性別:両性(女性寄り) 種族:カミ 武器:なし
一人称:私 二人称:お前

 カルラの昔の姿。地方の小さな神様時代。
 本来は名前のない神だったが、アヤメに鈴蘭と名付けられた。
 無口で他人と接することがヘタクソな口べただった。
 穏やかな気質で、声を荒げることはなかった。

 人の病を悪い血を吸うことに寄って治す神。(瀉血的な)
 しかし、血を吸うだなどと気味が悪いために、彼を信じる人間は減り、
 次第に嫌う人間の方が増えて行き、力を徐々に失ってきていた。
 そのうちに、血を吸わなければ腹が減ってしまうようになる。
 だが、昔仲良くしてくれていた人間を襲って血を吸うのは嫌だったために、
 野山の動物の屍骸から血をすすって空腹を誤摩化していた。
 そのことにより、さらに気持ちが悪いと嫌われていくという悪循環に陥っていた。

 その頃に小さな村の兄妹(アキギリとアヤメ)と知り合い、友達となる。
 彼らには自分の正体を隠し、記憶を失っているが旅をしてきた気がすると誤摩化していた。
 その後、とある事件によりどこかおかしくなり、時雨(アシュラ)を作る。
 のらりくらしと暮らしながら、天竜に所属するようになり、現在に至る。

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